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八女市の由来と歴史八女遺産八女の民話
 
八女市山内の山ノ井公園に「中島内蔵助翁の碑」が立っています。内蔵助は江戸時代の吉田村庄屋です。山ノ井川井堰が洪水のたびに決壊するので、農作物が被害を受け人々は苦しんでいました。そこで水神の怒りを静めるために草履の緒が左結びの者を人柱に立てることになりました。翌日内蔵助は自ら左結びの草履をはいて人柱に選ばれ、濁流怒濤の堰の一角に水神の加護を祈りながら身を沈めました。以後堰が決壊することはなく、内蔵助の功績を賛えて、山ノ井水系では長峰地区が1番に水を引いて田植をするようになりました。
〈所在地〉八女市山内  〈交通〉堀川バス上山内徒歩3分
 
八女市大字豊福の一念寺に赤穂義士の一人、寺坂吉右衛門の墓がひっそりと佇んでいます。本懐を果たした後、吉右衛門は大石内蔵助の命により各地の義士の遺族を訪ね、事の顛末を報告して回りました。久留米を最後に使命を果たした後は、同志の菩提を弔うために忠見村大字立山の庵寺に入りました。その庵寺は一念寺の末寺だったので、1729年に66歳で亡くなった後今の場所に葬られました。
〈所在地〉八女市豊福  〈交通〉堀川バス豊福徒歩10分
 
八女市大字本町の矢原町にある正福寺では、夏になると幽霊の掛け軸が掛けられます。元禄元年の夏のある日、正福寺に宿を借りていた絵師坂田音五郎は、本堂の改修に出入りしていた職人から幽霊の出る墓があるという噂を聞きます。夜、音五郎が本堂の障子を開け放って待っていると、噂通り女の幽霊が現れました。女は、沢山の未練を残して病死したので成仏させてほしいと頼みます。そこで音五郎が彼女の絵を書いて供養すると、幽霊は喜びながら消えていきました。その時の絵がこの掛け軸だとか、ひんやりしたい方はぜひどうぞ。
〈所在地〉八女市本町  〈交通〉堀川バス矢原町徒歩5
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